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フリーランス・個人事業者として独立するならマイナンバーカードとICカードリーダーの取得をお勧めします。

個人事業主・フリーランスの方は独立や創業を考えている場合には事前準備としてマイナンバーカードとICカードリーダの取得をお勧めします。
なぜ取得しておくほうが良いのかその理由を説明します。

フリーランス・個人事業者として独立するならマイナンバーカードを持っておくことをお勧めする理由

個人事業主・フリーランスとして独立した後には税務署へ様々な書類を提出したり、毎年の確定申告の作業が必要になってきます。

この書類の提出や確定申告書の提出ですが、

  • 税務署に直接行って提出したり、
  • 郵送で提出したり

するのですが、現在はパソコンを使ってインターネットでデータを税務署へ送信することが可能です。というかデータで提出することが主流になっています。
(データによる提出方法を電子申告といいます)

つまりわざわざ日中に税務署へ行く必要もなく自宅でパソコンから税に関する書類の提出や確定申告書類の作成・提出を行うことができます。

また、税務署が閉まっている夜や土日などでも提出が可能になります。

これがマイナンバーカードとICカードリーダーの取得をお勧めする理由です。夜や土日にでも提出ができるというのは非常に便利なことではないでしょうか。

この税務署への各種書類の提出や毎年の確定申告書の提出作業をデータで送信するためにマイナンバーカード(いわゆる個人番号だけが記載された通知カードでは駄目です。写真付きの IC チップが埋め込まれているカードが必要になります。)とICカードリーダーが必要になります。

マイナンバーカードはいつ取得するタイミングは独立前がお勧め。その理由

マイナンバーカードとICカードリーダーを取得するタイミングは独立前がお勧めです。

もちろん独立してからマイナンバーカードを取得しても良いのですが、個人事業主やフリーランスとして独立すると税務署に対して【開業届】という開業したことを税務署に対して通知する書類を提出することになります。

この書類提出の際にマイナンバーカードと IC カードリーダーの二つが揃っていればわざわざ税務署へ行くことなく自宅のパソコンでこの書類の提出ができますので便利です。

ですので独立する前の準備としてマイナンバーカードの取得をお勧めします。

または独立して開業届を提出する前にマイナンバーカードを取得することをお勧めします。

マイナンバーカードの取得方法に関しては特に難しいことはありませんので、お住まいの市区町村の役所に聞いていただき手続きを確認していただければと思います。

ICカードリーダーに関してはマイナンバーカードの読み取りに対応した ICカードリーダーを購入しておきましょう。
3000円ぐらい出せば ICカードリーダーを購入することができます。品薄になる前に余裕を持って購入しておきましょう。

マイナンバーカード取得時の注意点。暗証番号を忘れずに保管しておきましょう。

マイナンバーカードの発行時にマイナンバーカードの暗証番号パスワードを市区町村の職員の人から渡されると思います。

税務署に対して書類や確定申告書のデータを提出をする際にこの暗証番号は必要になってきます。なのでこの暗証番号は忘れずに保管しておきましょう。

せっかくマイナンバーカードを取得したのに暗証番号を忘れてしまってデータの送信ができないというケースをこれまで何回も税理士として見る機会がありました。

忘れると再発行等の手続きが必要になり、余計な時間がかかってしまいますので大切に保管しておきましょう。

マイナンバーカードがあればコンビニで住民票や戸籍の取得が可能です。

今回の記事と少し話がそれるかもしれませんがマイナンバーカードを持っていれば税務署への書類の提出確定申告書の提出の他にコンビニエンスストアで住民票を取得したり戸籍を取得したりすることができます。

こちらも夜8時まで取得が可能なので日中区役所等に行く時間を省くことができますし夜中の時間帯に取得することができますので便利です。
取得費用も窓口で取得するより100円程度安く済みます。

2021年7月からは納税証明書のPDF形式での取得も可能になっており、こちらもマイナンバーカードがあれば自宅で納税証明書の取得ができるようになりました。

こういった頻繁に使うことはないかもしれませんが持っておくとなかなか便利なことがありますので個人事業主・フリーランスの方で独立・創業を検討されている方はマイナンバーカードの取得はしておきましょう。

マイナンバーカードがあれば納税証明書の申請がオンラインで可能です

事業を行う上で補助金や助成金などの申請を行う際に納税証明書が必要になる場合があります。

この納税証明書の取得方法は管轄の税務署を訪問し、申請をして発行してもらうのですが、マイナンバーカードをお持ちであれば「e-tax」という国税に関するオンラインサービス上でいくつかの登録作業を行うと、自宅から納税証明書の取得の手続きを行うことができます。

また納税証明書に関してはPDF形式のデータで取得することができるため、繰り返し使用することができ、何より税務署に行く手間を省くことができます。

納税証明書の取得はそう頻繁にあるものではなく、年に数回あるかどうか、程度かもしれませんが、マイナンバーカードがあることでこういった手続きも楽に済ませることができるようになるかもしれません。

まとめ

個人事業主・フリーランスの方が独立創業される際にマイナンバーカードとICカードリーダーを取得したほうがよい理由を記事にしました。

マイナンバーに抵抗があるかたもいると思いますので無理強いはしませんが、特に抵抗がないのであれば税務面での手続きを効率的におこなうことができるためマイナンバーカード IC カードリーダーの取得は個人的にはお勧めです。

これらの取得に関しては独立前に行うこともできますので事前の準備として行なっておくと良いでしょう。

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