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税金を支払うための納付書がなくなった・そもそも届いていない時の対応方法【法人の場合】

3月決算の法人(4月が事業年度のスタートの日の法人)であれば11月は税金の前払いをする「予定納税」の時期(期限)になります。

税金を支払う方法の1つに、税務署や都道府県や市区町村の各自治体などから送られてくる「納付書」を使用して支払う方法がありますが、今回はこの納付書を失くした場合や、そもそも納付書が送られてこない場合の対応方法を説明します。

納付書を失くしてしまった、紛失した、届かない。なら再発行の手続きをしましょう。

納付書は届いていたけど失くしてしまった場合や、そもそも納付書が届いていない場合にはいつまでも探したり、送られてくるのを待っているのではなく、再発行の手続きをしましょう。

納付書を失くしたからといって税務署や自治体から怒られることはありませんので安心して再発行の手続きをしましょう。

法人の「確定申告」や税金の前払いをする「予定納税」の際には下記の3か所から会社宛てに納付書が送付されてきます。

  • 税務署 
  • 都道府県
  • 市区町村

この3か所から納付書が送られてきますので、無くしてしまった分の納付書を再発行しましょう。


税務署から送付されてくる納付書はこんな感じのものです↓

横長の紙でピンク色とベージュ?色のデザインで3枚複写式になっています。

税務署から送付されてくる納付書は「法人税の納付書」「地方法人税の納付書」「消費税の納付書」の最大で3部あります。


こういった納付書を無くしてしまった場合には「税務署」に再発行の手続きを依頼します。

自分の会社(法人)の本店がある場所の税務署に連絡しましょう。

具体例)長崎県長崎市に本店がある法人の場合

インターネットで「長崎市 税務署」で検索して見つかった税務署に電話しましょう。

次に、都道府県から送付されてくる納付書は1部のみです。こんな感じの見た目です↓


こういった納付書を無くしてしまった場合には「県税事務所(県)」に再発行の手続きを依頼します。

具体例)長崎県佐世保市に本店がある法人の場合

インターネットで「長崎県 法人県民税 納付書」で検索して見つかった県税事務所(県庁)に電話しましょう。

最後に、市区町村から送付されてくる納付書は1部のみです。こんな感じの見た目です↓


この納付書、見た目が都道府県の納付書と非常によく似ているため見分けがつきにくいのですが、下記の画像の赤枠の部分などを参考にして判断するようにしましょう↓

こういった納付書を無くしてしまった場合には「市税事務所(市役所)」に連絡して再発行の手続きを依頼します。

具体例)長崎県諌早市に本店がある法人の場合

インターネットで「諌早市 法人市民税 納付書」で検索して見つかった市税事務所(市役所)に電話しましょう。

再発行の依頼は電話でのみ。

無くした納付書の種類がわかったら、納付書を発行した機関に連絡して再発行の手続きを依頼しましょう。

具体的には電話で連絡して「税の納付書を再発行したい旨」を伝えましょう。

税務署に連絡する場合には「(確定申告又は予定納税で使うための)法人税、地方法人税、消費税の納付書が欲しい」と伝えるとよいです。

都道府県に連絡する場合には「 (確定申告又は予定納税で使うための) 法人県(府)民税の納付書が欲しい」と伝えると良いです。

市区町村に連絡する場合には「 (確定申告又は予定納税で使うための) 法人市民税の納付書が欲しい 」と伝えましょう。

問題なければ電話してから数日で納付書が再発行されて会社宛てに届くことになります。

自治体によってはホームページから納付書のダウンロードが可能です

税務署が発行する納付書「以外」に関しては自治体によってはホームページから納付書のデータをダウンロードすることができます。

インターネットで「○○県 法人県民税 納付書」、「■■市 法人市民税 納付書」などと検索してみましょう。

ちなみに「諌早市(いさはやし) 法人市民税」と検索すると下記のようなPDFデータをダウンロードすることができます↓

https://www.city.isahaya.nagasaki.jp/post03/417.html

プリンターがある場合にはこのデータをA4用紙に印刷するとすぐに納付書が手に入ります。

納付書のデータをダウンロードができる自治体なのであればこちらの方法を使うと再発行を待っている時間を短縮することができます。

PDFデータの他にExcelデータで納付書を提供している自治体もあります。たとえば大阪市の場合にはExcelデータも提供されています。こちらを使うと手書きをする必要がないので便利です。


どちらか好きな方法で納付書を用意しましょう。


まとめ

税金を支払うための納付書を無くしてしまった。そもそも納付書が届かない場合にどういった対応をすればよいかを具体的に説明しました。

  1. 税務署や自治体に連絡して再発行をする
  2. ホームページ上からダウンロードする

今回紹介した方法以外にも納付書を使わずに、インターネットバンキングで支払う方法もあります。こちらの方法はより便利です。


税金の支払には「期限」があります。納付書がないから、届かないからといって期限を過ぎてしまうことがないように、期限を守ることを第一に優先しましょう。

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