先日合格したマネーフォワードクラウド検定の会計2級に続いて、検定の最上位である1級に合格いたしましたのでご報告させていただきます。
マネーフォワードクラウド検定 会計1級は難易度がそれまでの検定より高い。
先日当ホームページにてマネーフォワードクラウド検定の会計2級に合格したことを記事にしたのですが
2024.08.09
マネーフォワード会計検定2級に合格しました。
先日弊社でも使用しているクラウド会計ソフトのマネーフォワードの検定を受けて無事に合格しました。 マネーフォワードクラウド検定とは マネーフォワードが提供している自社サービスの機能の理解度や、活用スキルを証明するためのオンライン検定試験のことで、現在は クラウド会計クラウド給与クラ...
今回は2023年頃にリリースされた会計分野の最上位の検定資格である1級に合格することができました。
3級~2級の検定は1回の受験で合格することができたのですが、1級の検定はそうはいかず、2回目の検定試験で合格することができました。(検定試験は1度の申し込みで2回まで受けることができ、2回目の検定も不合格になった場合には再度検定の申し込みが必要になるため、追加で受験料が必要になります)
1級の検定内容はこれまでの検定内容と大きく変わっていて、経理面に関して悩みを抱えている架空の事業主が5社ほど設定されていて、それぞれの事業者の経理面の悩みをこちら側が適切に把握できるのか、把握したそれぞれの悩みを解決するためにマネーフォワードが提供しているクラウドサービスをどのように活用するとよいのか。といった面を重視している内容になっています。
- 事業主の経理面や労務面の現状把握・現状分析を行い、どういった面で困っているのか、経理面などの課題点を洗い出す能力
- 洗い出した課題に対してマネーフォワードのサービスを導入すると、どう解決されるのかを提案する能力
こういった点が必要とされていて、これまでに比べて合格するのは少し難しい内容になっていました。
検定の文章量などのボリュームもそれまでの検定内容に比べて大幅にアップしていて、決められた回答時間もギリギリになる程度に設定されているように感じます。(それまでの2級までの検定は回答時間にかなり余裕がありました)
正直な感想として、上記の課題点の洗い出し~分析・把握、その解決策を提案する力は実際にお客様にクラウド会計を導入する際に必要なものだと思いますし、ソフトの操作方法よりも大事な能力だと思っているので検定の趣旨としては間違っていないと感じています。
クラウド会計導入で不安がある場合にはクラウドサービスに明るい専門家のサポートを受けましょう。
今回のマネーフォワードクラウド検定 会計1級に合格したことで、対外的にもクラウド会計の導入能力に関しては一定の水準にあることが証明されました。今後は自信をもって導入のサポートにあたることができます。
気を付けないといけない点として、クラウド会計は導入すれば今までの困りごとがすべてキレイさっぱり解決して終わり。ということはなく、あくまでも導入することで経理の負担を軽減したり、効率化するため一つの手段でしかありません。
既存の経理作業をクラウド会計の強みをいかせる状態に乗せていく作業と、その後の経過観察・アフターフォローがとても大事です。
また、何から何までクラウドサービスを導入すると費用負担が増えますので、まずは経理面の課題を把握して、優先度をつけたうえで必要なサービスを導入することが大事だと考えています。
通帳記帳や支払いのために毎回銀行窓口に行って時間を浪費している。という状況があるのであれば、インターネットバンキングの導入を最優先にしてクラウド会計の導入を行います。
一人で事業を行っている個人事業主や、会社の社長であれば、経費を立替えておいて、後日給与の支払いの際などに精算する「経費精算業務」の必要性は低いことが多いので、そういった場合にはサービスの導入の優先度は下げてよいと考えています。
このように十人いたら十通りの導入方法があると思いますので、クラウド会計をはじめとしたサービスの導入に不安があるかたは一度、専門官のサポートを受けてみていただければと思います。
弊社ではクラウド会計の利用をベースにしながらも費用負担の軽減・操作方法の簡便化を目的として、クラウド会計と相性の良いExcelのデータ利用・併用する形で経理効率化のサポートを行っております。