スタートアップ時の経理体制構築を得意としています。

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フリーランス・個人事業主

諫早市商工会議所様にて創業セミナーを開催しました

諫早市商工会議所様にて開業予定や開業後間もない方を対象に税務に関する基礎的な項目をざっくり紹介しました。

今回は諫早市内ですでに開業されている、またはこれから開業予定の方を対象として、個人事業主や会社の代表として開業した際に必要になる「税に関する基礎知識」をお伝えさせていただきました。

2時間という決められた時間の中で

  • 開業時に必要となる提出書類
  • 所得税と法人税の仕組み
  • 事業の経理方法について
  • 個人事業と法人の比較
  • 消費税の仕組み
  • インボイス制度の概要
  • 電子帳簿保存法の概要
  • (合法的な)節税方法の紹介

といった項目をお伝えすることになっており、一つ一つの項目を詳しくお伝えするには2時間ではとても時間が足りないので、広く浅く(ざっくりな感じ)の説明や紹介になってしまいましたが、参加者の方に何か一つでも参考になることがあれば嬉しく思います。

休憩時間やセミナー終了後に数名の方から質問をいただくこともありましたので、積極的に受講してもらえたのではないかと思っています。

開業前、開業間もない時期に基礎的な知識や型を確立しておくことが大切

あくまで個人的な意見にはなるのですが、税務面や経理面に関しては開業前や開業後の間もない時期が肝心・重要と考えています。

なぜか?

最初にある程度しっかりとした税金に関する基礎知識や、自分の事業に関する経理方法(型のようなもの)を確立しておく、不安を取り除いておくことで事業に集中することができるようになると考えているからです。

税金についてだと、税についてのルールを「そもそも知らなかった」り、YouTubeやTwitter(現在のX)などで得た断片的な情報をきちんと理解できていなくて結果的に損をした。ということはこの仕事をしているとちょくちょく耳にします。(セミナーではこのあたりの事例もいくつか紹介させていただきました)

経理方法についても、開業後なんとな〜く我流でやってしまい、請求書や領収書などの資料がぐちゃぐちゃになっていたり、ひどい場合にそもそもの資料が紛失してしまい、手もとにないなんてことも。←この仕事をしていると割と遭遇します。

こういった状態になると税金の面に関しては税理士などがサポートに入ったとしても書類の提出期限など過ぎてしまっていてどうすることもできなかったり、経理の面に関しても0からやった方が早いということで、サポートにものすごく時間がかかることになります(費用ももちろんかかる)。

これを避けるためにも開業前・開業後の間もないタイミングで税金に関する基礎知識や、自分の事業に関する経理方法を確立しておくことがとても有効です。

弊社でも不定期かつ少量ですが、開業後の手続きに関して記事を作成しておりますので、ご興味があればこれらの過去記事も参考にしていただければと思います↓

税理士とのスポット相談の活用を積極的に検討してみる

今回のセミナーの中で雑談的な話として税理士との「スポット相談サービス」の利用をしてみては?という話をさせてもらいました。

スポット相談とは税理士と長期的な顧問契約を結ぶのではなくて、「単発・ピンポイント」で相談する1回限りのサービスのことで、大体1時間1万円前後でサービスを提供している人が多い印象です。

この話をした瞬間に参加者の人がメモをとっていたので、そもそも税理士のサービスにこのスポット相談というサービスがあるということがあまり知られていないようでした。

スポットサービスについては提供している人がめちゃくちゃ多いか?というとそうでもないかもしれませんが、ネットで「税理士 スポット相談 ○○県 オンライン」みたいなキーワードで検索すると必ず見つけることができます。

今はZOOMやTEAMSやGoogleMEATなどのオンライン会議サービスを利用することで全国にいる税理士さんと相談をすることが可能になっていますのでこういった比較的割安なサービスを利用してみて自分に合う税理士さんを探してみる。税理士がどんな感じなのかを体験してみるといいのかもしれません。

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